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トップページリハビリテーション実践方法>腰の痛み

 

 

腰のリハビリテーションを始める前に

■腰の特徴

腰の痛み

腰痛はスポーツ活動のみならず、一般の生活においても頻繁に発生するケガの一つといえます。現在、日本では1000万人の人々が腰痛で悩んでいるというデータが発表されています。

腰痛は腰部に長い時間の負荷を加えたり、筋力がアンバランスな状態になったりすることで引き起こされます。とくにスポーツ活動においては、腰痛を引き起こす環境になりやすいため、多くのスポーツ選手が苦しめられています。欧米では「ぎっくり腰」のことを「魔女の一撃」と呼び、突然の激しい痛みを表現しています。

肩の痛み

腰の痛み

膝の痛み

足の痛み

その他の痛み

内科的疾患

≫背骨の構造と椎間板の役割

背骨の構造と椎間板の役割

人間の脊柱(背骨)はS字カーブを描くことでサスペンションの役割を果たし、重力による圧力を吸収しています。この構造がなければ、頭が揺れて脳が壊れてしまうばかりではなく、各部位が衝撃によって破壊されてしまいます。

さらに背骨と背骨の間には椎間板と呼ばれるクッションが挟まっており、衝撃の吸収と同時に大きく動くことを可能にしています。椎間板は加齢とともに劣化することが判明しており、亀裂などの損傷が起きると神経が反応して激しい痛みを引き起こします。

≫腰のケガには種類がある

スポーツで発生しやすいケガの状況例

・バスケットボールのジャンプ動作で以前から腰に痛みがあったが、ある日にぎっくり腰になった。

・バレーボールで以前から腰に痛みがあったがプレーできないほどではなかったので、とくに対処もしないでプレーを何年も継続していたら腰椎椎間板ヘルニアになった。

・野球の守備練習で以前から腰に痛みがあったがプレーできないほどではなかったので、とくに対処もしないでプレーを何年も継続していたら腰椎分離症になった。

・ゴルフのスイング動作で以前から腰に痛みがあったが、とくに対処もしないでプレーを何年も継続していたら筋・筋膜性腰痛症になった。

・10歳から15歳ぐらいの時期に水泳の練習を繰り返していたら腰に痛みが出現したが、とくに対処もしないで何日も継続して動いていたら腰椎分離症、腰椎すべり症になった。

・etc

腰のケガは一般的に大きく3つに分類されますが、それぞれが完全に区別されたものではありません。腰痛の多くは腰部の筋肉が緊張し、血行を悪くしたり神経を刺激したりすることで痛みが強くなっています。したがって腰痛の種類によって痛みの度合いや種類は異なりますが、その原因や対処方法は似たようなものになります。

主なスポーツ傷害

説明

筋・筋膜性腰痛症

(きん・きんまくせいようつうしょう)

筋肉の疲労による症状であり、同一姿勢の継続や激しいスポーツ活動などによって、腰部あるいは全身を酷使したことによる筋肉の疲労性腰痛症です。筋・筋膜性腰痛症は痛みによって、さらに腰部の筋肉を緊張させて症状を悪化させてしまう傾向があるのも特徴です。

腰椎椎間板ヘルニア

(ついかんばんへるにあ)

「ヘルニア」とは「突出」という意味であり、腰部の椎間板ヘルニアが何らかの原因で損傷して飛び出し、近くにある神経を刺激してしまう症状を指します。神経を刺激しているので、正座をした時のような痺れと痛みを伴います。

腰椎分離症、腰椎すべり症

(ようついぶんりしょう)

(ようついすべりしょう)

腰椎分離症は背骨の疲労骨折です。若いスポーツ選手に起こりやすく、腰を反復的に反るようなバレーボールや新体操などの競技に多く発生します。また腰椎すべり症は、腰椎分離症によって折れた背骨がすべるようにずれていくであり、神経を刺激することがあるので、腰椎椎間板ヘルニアと似たような症状になります。

                                

リハビリテーションの実践方法

■患部の保護

≫痛みの我慢は禁物!

腰痛にはぎっくり腰のように急激に痛くなる場合と、違和感から徐々に痛みへと変化していく場合があります。ぎっくり腰の場合は、その痛さと不快感で無理してスポーツを続ける人はいないと思いますが、早く治そうとして色々と試す人がいます。マッサージに行ったりお風呂に入ったり、湿布薬や塗り薬を頼る人も見受けます。しかし、ぎっくり腰は安静が一番です。色々と試して体を動かしてしまい、痛みを感じていると筋肉が硬くなって更なる痛みを引き起こしてしまいます。

徐々に違和感から痛みへと変わっていくような腰痛の場合は、腰に対する負荷の減少に努めましょう。ここで腰部の状態を回復させれば治りも速いのですが、無理をしてスポーツを続けると悪化の一途です。さらに、この状態は急激に痛みを発生する可能性があり、ぎっくり腰予備軍状態でもあります。早めに適切な対処をすることが重要です。

≫早期診察がリハビリ期間を大幅に短縮さる!

腰が痛い場合や腰から足にかけて痺れがある場合は、整形外科の病院で診察してもらいましょう。痛いというだけでは原因が特定できないので、医師の診察やMRIなどの画像検査などによって診断名を特定してもらいます。

ケガは発生の後、どれだけ迅速で適切な対処ができるかが、スポーツ復帰の時期に大きく関係しています。「時間が経てば治るだろう」などと自己判断しないように注意してください。その待っていた時間のせいで、スポーツ復帰が遅くなるケースがよく起こってしまいます。

≫リハビリの方針と発生原因を聞いてくる

ケガからのスポーツ復帰を目指す前に、まずは普通の状態に回復させなくてはなりません。そのためには、どれぐらい安静にした後に身体を動かしてよいのかを医師や理学療法士に確認しておきましょう。とくに手術をした場合にはリハビリのスケジュールが重要になるので、確認しながら注意深く進めるようにしてください。ここで安易な行動をとると取り返しのつかない事態になってしまいます。後遺症を残さないためにも、慎重に取り組みましょう。

また、同時に発生原因も説明してもらいましょう。発生原因はある意味では、あなたの身体の特徴ともいえます。原因を明確にして対処(治ってからは予防)しないと、同じことの繰り返しになってしまいます。専門家の見解も聞いた上で、自分でも考えてみましょう。自分の身体について新たな発見があるかもしれません。

■柔軟性の回復

W-UPエクササイズをしよう!

腰の柔軟性を回復させるためにストレッチを行いますが、いきなりグイグイ伸ばすのは危険です。まずは、今日の痛み度合いや動きの状態を確かめながら、軽いエクササイズを行いましょう。

方法は、ゆっくりと痛みの無い状態を保ち、関節の動く範囲を全体的に動かしていきます。項目ごとに30秒間程度の実施で十分な効果があります。

腰の前屈・後屈

腰の側屈

体幹の前屈体幹の背屈

リラックスしながら前屈と後屈

側屈

腕を持って体側を伸ばす

腰の回旋

腰の回転

回旋

軽く腕を振りながら回旋

回転

手を腰に当てて腰を回転

≫骨盤周りのストレッチをしよう!

腰部は非常に伸ばしにくく、筋肉の緊張をとるのが難しい部位です。したがって腰部の緊張を緩めるのに有効な骨盤周りのストレッチを行います。痛みに対して無理や我慢をしないで、深呼吸をしながらリラックスして取り組みましょう。静的ストレッチの目安としては筋肉が伸ばされている姿勢を保ち、30秒間以上の静止をするのがポイントです。また、反動や弾みをつけるとケガを引き起こしますので、十分に注意してください。動的ストレッチは可動範囲をゆっくりと広げるように動かしていきます。筋肉の伸びを感じながら、痛みを感じない範囲で動かしていきましょう。下記以外にもたくさんのストレッチがあるので、色々な方法を実践してみましょう。

静的ストレッチ

(ゆっくりと動かさないで伸ばしていくストレッチ)

もも前のストレッチ

もも裏のストレッチ

モモ前のストレッチ(大腿四頭筋)

膝を曲げて足首をつかむ

モモ裏の座位ストレッチ モモ裏の立位ストレッチ

膝が曲がらないように伸ばす

腸腰筋のストレッチ

殿部のストレッチ

腸腰筋のストレッチ

引き足の股関節を突き出すように

殿部のストレッチ

組んでいる脚のお尻を意識しながら

殿部・腹横部・腰部のストレッチ

広背筋のストレッチ

体幹のツイストストレッチ

無理のない範囲でしっかり捻ること

広背筋のストレッチ

片方の肩に体重をかけて伸ばす

 

動的ストレッチ

開脚股割

交差前屈

開脚股割

肘で膝を外に広げながら左右に揺れる

交差前屈

脚を交差しながら軽く反動をつける

左右への膝倒し

うつ伏せスイング

左右への膝倒し

両膝を左右にパタパタ倒す

うつ伏せスイング

うつ伏せで左右に腰を捻る

 

■筋力の回復

≫体幹を安定させる筋肉を鍛えよう!

体幹を安定させる筋肉はとても繊細であり、複数の筋肉が協力して機能を発揮しています。これらの働きはとても重要であり、身体が動作を始める前から働き、腰部を中心とする体幹を安定させます。しかし、これらの筋肉が衰えてくると、体幹の安定性がなくなることで腰部が無理な動きを強いられ、様々なケガを引き起こしてしますのです。

方法は各項目、20回以上を目安に繰り返してください。ここでの筋力トレーニングでは、負荷を強くしたり素早く動かしたりすることは禁物です。体幹の繊細な筋肉のトレーニングが目的ですので、ゆっくりと軽い負荷で丁寧にトレーニングしていくのがポイントです。

バランスボールで片足保持

バランスボールで骨盤前後傾

バランスボールで片足保持

片脚で体幹の軸を保ってバランスキープ

バランスボール骨盤前傾バランスボール骨盤後傾

骨盤の前傾と後傾を繰り返す

バランスボールで骨盤左右

バランスボールに両足を浮かせて座る

バランスボール骨盤左右バランスボール骨盤左右

左右の肩の高さを変えずに重心移動

バランスボールに両足浮かせて座る

両脚を浮かせてバランスボールに座る

ベンチ

バックベンチ

ベンチ

肩の真下に肘がくるように注意する

バックベンチ

身体が一直線になるように保つ

≫体幹を動かす筋肉を鍛えよう!

体幹を動かす腹筋や背筋などの筋肉はとても強い力を発揮します。しかし、筋肉がたくさんあって強いが故に、安定性や柔軟性が正常な状態でないと、腰を痛める可能性が高くなってしまうのです。また、決して無理な重量でトレーニングをしないことも重要です。反復回数の目安は、動作フォームをしっかりと保ったまま、「キツイ!」と感じる程度としましょう。動作フォームが崩れてしまったり、楽に感じてしまったりするようでは負荷が適切ではない証です。反動をつけることなく、ゆっくりと動作を実施することがポイントです。

クランチ(上腹部)

リバースクランチ(下腹部)

クランチ

おへそを覗き込むように上体を上げる

リバースクランチ開始姿勢リバースクランチ実施姿勢

腰が反らないように注意しましょう

ツイストクランチ(腹斜部)

背筋(上背部)

ツイストクランチ

対角の膝とモモを当てる意識でツイスト

上背部のトレーニング

アゴを地面につけた状態で両手を上げる

 

■協調性の回復

≫体幹と全身の連動を意識して動かしてみよう!

体幹の柔軟性、安定性、筋力が回復してきたら、今度は各能力が協調的に働くように訓練していきます。普段はあまり意識することがない体幹と他の部位との連動性ですので、最初は苦戦するかもしれませんが、地道に続けて頑張っていきましょう。また、正しくない動作フォームでの実施は無意味に等しくなってしまいます。まずは回数や時間を意識しないで、しっかりと動作がおこなえているかに意識を集中させましょう。

正確な動作フォームを覚えてケガから復帰した後には、これらの動作がスポーツ活動前のウォーミングアップにも有効利用できます。しっかりと正しいフォームを習得しましょう。

体幹を意識したスクワット

体幹を意識したショルダープレス

スクワット開始姿勢スクワット実施姿勢

体幹を安定させた状態でのスクワット

ショルダープレスショルダープレス

上半身を動かしても体幹がぶれないように

バランスボールに座ってキャッチボール

バランボールに膝立ちしてキャッチボール

バランスボールに座ってキャッチボール

ボールを投げた後やキャッチでも姿勢保持

バランスボールの膝立ちしてキャッチボール

体幹の軸を意識しながら腕を動かすこと

 

■競技別能力の回復

≫ジャンプ動作のリハビリをしてみよう!

ジャンプ動作は全身運動となるため、ここまでに高めてきた能力を全体的に必要とします。素早く体を動かすということは、全身の力強さと連動性が求められます。いかに体幹を安定させた状態で下半身を力強く、上半身を素早く動かせるかがジャンプのポイントです。高いジャンプを必要とする球技はもちろんのこと、様々なスポーツに必要な能力といえます。

両足ジャンプ

片足ジャンプ

ジャンプスクワット 開始姿勢ジャンプスクワット ジャンプ姿勢

体幹を安定させて全身でジャンプ

片脚スクワット 開始姿勢片脚スクワット ジャンプ姿勢

体幹を中心としたバランスに注意

回転ジャンプ

ランニングジャンプ

回転ジャンプ 開始姿勢回転ジャンプ 実施姿勢

回転の軸がブレないように

ランニングジャンプ 実施姿勢

スピードをスムーズにジャンプ方向へ変換

 

≫進め方のポイントを理解しよう!

アスリハの最終段階にある競技別能力の回復では、より段階的に進めていくことが重要です。身体は同じ負荷が続くと、最初は適切な負荷だったものが慣れてしまいます。しかし、身体にかけた負荷が強すぎるとケガを引き起こしてしまいます。したがって適切な負荷とは、今の身体では少しキツイ負荷であることが重要です。さらに少々慣れてきた段階で負荷を少し高めることが鉄則です。負荷の高め方は工夫次第で色々な方法があります。

遅く→速く : ランニング、ステップ、投球、などの動作速度を調節する方法

低く→高く : ジャンプ、アタック、トレーニングの身体位置、などの高低差を調整する方法

弱く→強く : 打撃、シュート、スパイク、などの強度を調整する方法

軽く→重く :使用する道具、トレーニング重量、対戦相手などの重量を調整する方法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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